【いびきレーザー治療】手術後は痛い?ダウンタイムは?術後の疑問を徹底解説!

いびき治療のために、レーザー治療を検討している方も多いでしょう。しかし、術後に痛みがあるのか、ダウンタイムがどれくらいなのかと気になっている人も多いはずです。
そこでこの記事では、いびきレーザー治療・手術後の痛みについて紹介します。痛みの程度やダウンタイム、その後の治療効果も解説しているので、いびき改善の参考にしてみてください。
目次
いびきのレーザー治療とは?

いびきのレーザー治療とは、次のような原因で鼻呼吸しづらくなり、いびきをかいてしまう人向けの治療方法です。
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
- 肥厚性鼻炎
上記の炎症が発生すると、のどちんこが腫れて垂れてしまったり、口蓋垂という部分が腫れて気道を狭めたりと、いびきをかきやすい環境が生まれます。炎症によって呼吸を邪魔されると、いびきや睡眠時無呼吸症候群を発症しやすくなることから、口蓋垂付近の粘膜をレーザーで切除し、気道を広げていびきをかかない状態に治療するのが特徴です。
また一般的には粘膜組織を切除しますが、近年では切らないレーザー治療「パルスサーミア」といった施術も登場しています。詳しくは記事の後半で紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
参考:
いびきや睡眠時無呼吸に対するレーザー手術|石塚 洋一,白居 芳幸,竹越 佐智子(日レ医師)
いびきのレーザー治療は自由診療で保険適用外
いびきのレーザー治療は「自由診療」に該当するため、保険が適用されません。レーザー治療の施術費用が全額負担(10割負担)になると覚えておきましょう。
また、クリニックを受診して睡眠時無呼吸症候群だと診断された際には保険が適用されますが、保険が適用になる治療法はCPAP治療になります。
もし「睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある」「朝起きるとだるさや頭痛に悩まされる」という場合には、睡眠時無呼吸症候群を発症しているかもしれません。命にかかわるケースのある病気ですので、まずはクリニックに睡眠の状態を診察してもらいましょう。
いびきレーザー治療に期待できる効果

いびき治療には複数の治療方法があります。そして、各治療法の中からいびきレーザー治療を選択する魅力、そして期待できる効果をまとめました。なぜいびきレーザー治療を選ぶべきなのか、参考にしてみてください。
夜中のいびき・睡眠時無呼吸症候群が改善する
まず、一般的な治療の効果として日常的に発生していたいびき・睡眠時無呼吸症候群といった悩みから解放されます。炎症が起きても気道がふさがらないため、安定して鼻呼吸できるのが魅力です。
また、いびきレーザー治療は炎症した部分を直接切除するため、将来的にもいびき・睡眠時無呼吸症候群といった症状が再発しにくくなります。
寝起きの頭痛や疲労感が改善する
いびきレーザー治療でいびき・睡眠時無呼吸症候群を改善できれば、正常に呼吸ができなかった状態が改善し、寝起きの頭痛・疲労感から解放されます。
まず寝起きに頭痛や疲労感があるのは、いびきや睡眠時無呼吸症候群により、脳に運ばれる酸素量が減少してしまうのが原因です。頭痛や疲労感のせいでストレスを溜めてしまう生活を送っていた方は、いびき・睡眠時無呼吸症候群の早期解決につながるいびきレーザー治療を利用するのがおすすめです。
日中の眠気やパフォーマンス、生活の質改善につながる
いびきレーザー治療を利用すれば、日中に眠くならず、ハイパフォーマンスな生活を送れるようになります。
いびき・睡眠時無呼吸症候群を発症している場合、睡眠の質が低下して日中に眠気を感じやすくなるのが特徴です。また、眠気のせいで集中力が低下してやる気を失ってしまうケースもあったでしょう。
一方、いびきレーザー治療で症状を改善・緩和できれば、睡眠の質が高まり日中に眠気を感じにくくなります。何時間寝ても眠気が取れないとお悩みなら、いびき・睡眠時無呼吸症候群を疑い、クリニックに相談してみるのがおすすめです。
1〜2時間おきに目覚めるなどの、中途覚醒の症状が軽減される
いびきレーザー治療でいびき・睡眠時無呼吸症候群の問題を解消すれば、夜中に何度も目が覚めるといった問題から解放されます。
まず、いびき・睡眠時無呼吸症候群を発症している場合、寝苦しさや呼吸が止まる苦しさから何度も目が覚めたという経験をお持ちの方も多いでしょう。1~2時間おきに目が覚めるといった中途覚醒の症状が続くと、疲れが取れないほかストレスが溜まりやすくなります。
身体と脳の疲れを取るためには、適正睡眠時間を連続して眠ることが重要です。夜中に何度も目が覚める方は、中途覚醒の原因のひとつであるいびき・睡眠時無呼吸症候群をレーザー治療で改善することをおすすめします。
中途覚醒について詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。中途覚醒の具体的な原因や対策について紹介しています。
従来のいびきレーザー治療とパルスサーミアの違い

いびきレーザー治療を受けて、いびき・睡眠時無呼吸症候群の悩みを解決したいとお考えなら、以下の2つの選択肢があると覚えておきましょう。
- いびきレーザー治療(従来版)
- パルスサーミア
2つの治療法は、施術の内容や痛み、ダウンタイム、日常生活への支障に大きな違いがあります。3つのポイントに分けて比較しているため、施術方法を見比べてみてください。
比較1.いびきレーザー治療の術中や術後の痛みについて
治療方法を調べる際にまず気になるのが「術中・術後に痛みがあるのか」というポイントでしょう。2つの痛みの違いをまとめました。痛みに対して不安をお持ちの方は2つの痛みの違いをチェックしてみてください。
【従来のいびきレーザー治療】施術中に激しい痛みを伴い、術後も痛みが続く
従来のいびきレーザー治療は、炎症を起こしている口蓋垂の一部をレーザーで施術する「切るタイプ」の治療です。腫れている部分を切り取るため、どうしても施術中・施術後に痛みを感じます。
もちろん施術中は麻酔を使って痛みを抑えられますが、麻酔が切れる術後は、患部が回復するまで痛みが続くことに注意してください。
【パルスサーミア】術中・術後ともに痛みが少ない
パルスサーミアは、従来のレーザー治療と違い「切らないタイプ」の治療です。パルスサーミアの特殊なレーザーで炎症部を引き締めていびき・睡眠時無呼吸症候群を改善するため、いびきレーザー治療の中で最も痛みが少ない治療法となっています。
また、パルスサーミアの照射はすぐに改善するため、術中だけでなく術後も痛みが続きません。短期間でなくなるため、痛みの少ないレーザー治療を受けたい人におすすめです。
比較2. いびきレーザー治療の術後に必要なダウンタイムについて
いびきレーザー治療を受ける方は、日常生活への影響について考慮しておかなければなりません。参考として、術後に発生するダウンタイム(治療箇所が回復するまでの期間)の違いを紹介します。
【従来のいびきレーザー治療】治療後10日~2週間の安静期間と食事・運動制限が必要になる
従来のいびきレーザー治療の場合、患部が改善するまでに10日~2週間程度かかるのが特徴です。また、レーザーで粘膜組織を切除しているため、仕事を休むなど、ダウンタイムの期間は安静にしておかなければなりません。参考としてダウンタイム期間中に気を付けるポイントをまとめました。
- 食事中に施術箇所を傷つけないために、固形物をなるべく食べない
- 熱い・冷たい飲料物を摂取しすぎない
- 血流をよくしないためにダウンタイム期間中は運動しない
ダウンタイム期間中は、痛みに耐えつつ制限に注意しなければなりません。必ず医師のアドバイスをもとに改善を目指してください。
【パルスサーミア】基本的にダウンタイムや制限はなく、生活へ支障が出にくい
パルスサーミアの場合、施術後すぐに日常生活に復帰できます。喉あたりに多少の違和感があるかもしれませんが、食事や運動が制限されません。
また、仕事や家事を休まずに済むのが特徴です。日々忙しく生活しており、日常生活を止められないとお悩みならダウンタイムがほぼないパルスサーミアの利用をおすすめします。
比較3. 外科手術(切除)を伴ういびきレーザー治療との比較について
施術方法を選ぶ参考として、2つの治療の流れの違いをまとめました。生活への影響や手間について解説しているので、どちらの治療法が自分のライフスタイルに最適なのか検討してみてください。
【従来のいびきレーザー治療】入院や施術のリスクにより生活への支障が大きい
従来のいびきレーザー治療を受ける際には、入院が伴います。入院費用がかかるのでトータルコストが高額になりがちです。また施術を受けた後、日常生活へのリスクが発生しやすいことにも注意してください。
痛みのせいで動けない、薬のせいで眠くなるといった状態が2週間程度続くため、事前に長期間休める状況を整えたうえでいびきレーザー治療を受けましょう。
【パルスサーミア】効果を調節しながら適切な治療ができる
パルスサーミアの治療は、自分で効果を調整しながら施術できるのが特徴です。クリニックに通いながら施術を受けつつ、すぐに日常生活に戻れるため、仕事帰りなどに気軽に利用できます。また、施術の時間も15分程度と短いので、気軽さを求める方におすすめの治療法です。
いびきレーザー治療のリスクを最小限に、効果を最大限にしたいならパルスサーミアがおすすめ

いびきレーザー治療には、従来の「切る」いびきレーザー治療と、最新技術を用いた「切らない」パルスサーミアという2つの選択肢があります。
もしいびき治療のリスクを最小限に抑えつつ、高い効果の出る施術を受けたいのなら、パルスサーミアの利用がおすすめです。痛みが少なくダウンタイムもほとんどありません。日常生活を変えずに治療できるため、仕事や家事で忙しい人も安心して治療できます。
もし長期的な休みを取れないという方は、パルスサーミアの施術を提供するいびきメディカルクリニックにご相談ください。
<いびきメディカルクリニックのパルスサーミアの詳細はこちら>
いびきレーザー治療「パルスサーミア」の施術方法

パルスサーミアは、いびき・睡眠時無呼吸症候群の原因である口蓋垂付近の粘膜組織の表面にレーザーを照射し、炎症部分を引き締める施術方法です。
事前にスプレー式の麻酔を塗布してからレーザーを照射するため、術中の痛みがほぼありません。麻酔が切れてからも「違和感があるな」という程度の痛みしか感じないのが特徴です。
また、パルスサーミアの施術は3~6回程度の照射でいびき・睡眠時無呼吸症候群の症状を抑制できます。最大3年ほど効果が持続すると報告されており、数ヶ月ペースでメンテナンスを実施することによって効果を持続・維持できるのが魅力です。
治療実績が豊富ないびきレーザー治療を受けるなら、いびきメディカルクリニックへ
いびき・睡眠時無呼吸症候群に悩んでおり、口蓋垂といった粘膜の炎症が原因なら、いびきレーザー治療を受けるのが効果的です。しかし、従来のいびきレーザー治療には術中・術後の痛みがあるのも事実です。
もし痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどないレーザー治療を受けたいのなら、いびきメディカルクリニックが提供している切らないレーザー治療「パルスサーミア」を利用してみるのはいかがでしょうか。全国にあるいびきメディカルクリニックで施術を受けられるため、まずは無料カウンセリングで気になること、不安なことをご相談ください。
よくある質問
従来のいびきレーザー治療のダウンタイムはおよそ10日~2週間程度だと言われています。術後に入院しなければならないほか、ダウンタイム期間中は食事や運動に制限が出てくるのが特徴です。ダウンタイムが不安ならダウンタイムがほとんどない治療「パルスサーミア」をおすすめします。