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睡眠時無呼吸症候群の症状とはどのようなものがある?早期発見につながるポイントとは

就寝中の女性

夜中のいびきが大きいと言われた・朝起きてもすっきりしない・昼間の眠気が強い…このような症状を経験したことはありませんか。 

もしかしたら、睡眠時無呼吸症候群の兆候かも知れません。そのまま放置してしまうと、症状が悪化するおそれがあるため、早い段階で対策をとりたいものです。 

今回の記事を通して、症状や対策法を学びましょう。 

睡眠時無呼吸症候群とはどのような病気なのか?

男性のいびきに悩む女性

睡眠時間を十分確保しているにも関わらず、日中も眠い状態が続いていると、睡眠時無呼吸症候群を発症している可能性があります。一体どのような病気なのでしょうか。 

睡眠中に呼吸が止まってしまう病気

睡眠時無呼吸症候群とは、SAS(Sleep Apnea Syndrome)とも呼ばれる病気であり、睡眠中に呼吸が止まる症状が繰り返し現れます。呼吸が止まると体内に酸素が取り入れられなくなり、血中酸素濃度が低下することで、日中のパファーマンスが落ちるだけでなく、放置すると様々な病気を引き起こしてしまう可能性があります。 

睡眠時無呼吸症候群には、次の3タイプがあります。 

・閉塞性(OSA)… 空気の通り道である上気道が、狭くなる・もしくは完全に閉じてしまうために起こります。 

・中枢性(CSA)…呼吸中枢がうまく働かず、呼吸をするための命令が届かなくなるために起こります。  

・混合型…閉塞性と中枢性の症状が混合した病態です。 

無呼吸の状態が一定数を超えると「睡眠時無呼吸」となる

睡眠に関する精密検査を行った結果、呼吸が止まる・もしくは浅くなる回数(AHI=無呼吸低呼吸指数)が、1時間に5回以上発生すると、「睡眠時無呼吸症候群」と診断されます。 

特に、10秒以上呼吸が止まる状態が、1時間あたり20回以上発生すると、中等症もしくは重度の睡眠時無呼吸症候群を発症している可能性が大変高くなります。  

患者数は数百万人にのぼる

日本における、睡眠時無呼吸症候群の潜在患者数は、300万人から900万人に達すると推計されます。 

ただ、症状が現れるのが睡眠中であるため、本人も周囲も気づかないケースが多く、実際の患者数はさらに多いと考えられています。また、検査や治療を受けているのは50万人程度だと言われているのが現状です。 

睡眠時無呼吸症候群によって引き起こされる症状とは?

あくびする男性

睡眠時無呼吸症候群を発症すると、さまざまな症状が現れます。次にあげる症状が見られたら、早い段階で病院の受診を検討しましょう。 

大きないびき

睡眠時無呼吸症候群で見られるいびきは、呼吸が止まったり大きな音が起こったりする点が特徴であり、喉の筋肉が緩むために発生します。いびきをかく方のうち、およそ70%が睡眠時無呼吸症候群を患っているという報告もあるのです。  

一方いびきがあっても、疲れた日に出るいびき・眠った直後のいびき・飲酒してから眠ったときのいびきなどは、あまり心配がないとされています。 

夜間の中途覚醒増加や頻尿が起こる

睡眠時無呼吸症候群により、体内の酸素不足が起こるため、夜中に目が覚めることが多くなります。 

また、意外な症状として、夜間頻尿も見られるのです。 

本来であれば、就寝中は副交感神経が優位となるため、尿意を感じにくいことから膀胱にたくさん尿が溜められます。しかし、睡眠時無呼吸症候群の方の場合は、体内の酸素が不足するために血中酸素濃度が低下し、交換神経が優位となります。その結果、血圧や心拍数が上昇し、膀胱が収縮しやすくなるため、夜間頻尿が起こりやすくなります。 

起きたときの頭痛・頭重がひどい

睡眠時無呼吸症候群からくる体内の酸素不足は、起床時の頭痛や頭重にもつながります。「睡眠時無呼吸性頭痛」と言われ、その特徴には1か月に15日以上、頭の両側に頭痛が起き、頭痛が発生してから30分以内に収まることなどがあげられます。  

日中の眠気が強い

睡眠時無呼吸症候群のために無呼吸の状態が続くと、一晩中体に負担がかかり続けます。夜中も交感神経が優位になり、中途覚醒を繰り返すために疲れが取れず、昼間に強い眠気が襲ってくるのです。 

睡眠時無呼吸症候群によって想定されるリスクとは?

血圧を図る男性

睡眠時無呼吸症候群を発症すると、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。ご自身の健康を保つために、リスクを踏まえておくことが大切です。  

高血圧

睡眠時無呼吸症候群による低酸素状態は、全身に大きな負担がかかります。身体の酸素濃度が低下すると交感神経が活性化して高血圧の症状が起こります。 

日本高血圧学会では、二次性高血圧の原因の一つとして睡眠時無呼吸症候群をあげています。二次性高血圧は、一般的な降圧薬が効きにくく、 睡眠時無呼吸症候群の治療により高血圧の改善が見込まれるのです。 

高血圧以外の合併症

先述した低酸素状態は、心臓や血管にも負担が大きく、高血圧以外にも心筋梗塞や不整脈、脳梗塞などのリスクが高まります。 

さらに、低酸素状態と睡眠不足が重なり、体にかかるストレスが大きくなると、インスリンをはじめとしたホルモンの働きが悪くなることがあります。こうなると、糖尿病や脂質異常症を引き起こす原因ともなり得るのです。 

眠気による交通事故・業務災害

睡眠不足によって、眠気が強いまま日中に仕事を行っていると、居眠り運転や運転操作のミスによる交通事故・業務災害を引き起こすリスクが高まります。ご自身のみでなく周囲にも影響が及んでしまうため、日中の眠気が強い場合は、早めに対策をとらないといけません。 

子どもの発症では成長に大きな影響が出る

睡眠時無呼吸症候群は、大人と子どもで基準が異なっています。子どもの場合、呼吸が止まっている時間が10秒未満であっても、止まっている回数が2回あれば、睡眠時無呼吸症候群と診断されるのです。  

子どもが睡眠時無呼吸症候群を発症すると、成長ホルモンの分泌が阻害されるために、発育に悪影響が見られるようになります。2歳から6歳の時期に多く見られ、成長期と重なることから、保護者の方は睡眠時の様子をしっかり観察するようにしましょう。  

睡眠時無呼吸症候群の対策としてできることは?

ランニングする男性

睡眠時無呼吸症候群の症状を改善するには、適切な対策をとることが重要です。すぐに取り組める対策を紹介しますので、生活の質を上げるためにぜひ実行してみてください。 

減量・運動

体重が多い方は、減量すると症状が改善する可能があります。特に、喉の周りに脂肪が多いと、喉が圧迫されやすくなるため、定期的に運動を行い、減量を心がけましょう。 

運動は、脂肪の燃焼が期待できる有酸素運動がおすすめで、1日30分以上のウォーキングなどが取り組みやすいでしょう。 

また、舌のトレーニングも並行して行ってみましょう。舌の筋力トレーニングを行うことで、舌の落ち込みが原因の気道狭窄を防ぐ効果が期待できます。  

食生活の改善

減量するには、食生活の改善も大切です。偏った食材をとるのではなく、バランスの取れた食事を心がけましょう。また、朝食抜き・早食い・夜食・外食・コンビニ弁当などはできるだけ控えましょう。  

睡眠時の姿勢を変える

睡眠時に、上向きでなく横向きで寝るようにしましょう。こうすると、気道の圧迫を防ぎ、落ち込むのを防げるため、いびきの軽減が見込めます。 

横向きでスムーズに寝るには、抱き枕を使うのがおすすめです。 

禁煙

タバコは、喉の粘膜が炎症を起こし、上気道がむくむうえ、血液中の酸素濃度が低下し中途覚醒も増えてしまいます。実際に、タバコを吸わない人よりも吸う人の方が、閉塞性睡眠時無呼吸症候群のリスクが高いことが分かっています。 

睡眠時無呼吸症候群の症状を改善したいのであれば、禁煙するのが近道です。  

病院への受診

自分に合った対策が分からない場合や、対策を行っても改善の兆候が見られない場合などは、専門病院への受診も有効です。特に重度の症状が見られる場合は、できるだけ早く受診し、適切な治療を受けることが、症状改善への近道です。 

睡眠時無呼吸症候群で気になることがあればイビキメディカルクリニックへご相談を

カルテを見る医者

睡眠時無呼吸症候群の症状に困っていて、根本的な原因を突き止めたうえで適切な治療を受けたいと考えておられる方は、いびき治療に特化した専門病院のイビキメディカルクリニックにご相談ください。 

当院では、お悩みの方に寄り添うべく、無料カウンセリングを用意しています。無料カウンセリングは完全予約制とさせていただいておりますので、お電話もしくはメールにてご予約ください。 

また当院では、体の負担が少なく効果が長持ちする、最新の非切除式レーザー治療「パルスサーミア」を導入しています。いびきに悩む全ての方におすすめできる治療方法です。 

患者様のお悩みを解決すべく治療にあたらせていただきます。 

まとめ

睡眠時無呼吸症候群は、合併症を引き起こすことも多く、最悪の場合命に関わるケースもあります。今回紹介した症状が現れている場合は、病院を受診したうえで対処法を検討しましょう。 

監督者:宮内 賢

日本医科大学卒業後、研修を経て慶應大学形成外科入局、助教に就任。
その後、都内美容皮膚クリニックにて勤務し、2020年からIBIKI MEDICAL CLINIC院長就任。

経歴:

大学時代から睡眠への障害をもたらす”いびき・睡眠時無呼吸”を研究。
医師免許取得後は、形成外科や美容皮膚科にてレーザー治療のトレーニングを積み、2020年より非切除式レーザーによる”いびき・睡眠時無呼吸”の専門クリニックIBIKI MEDICAL CLINIC院長就任。
いびき治療だけでなく、栄養学や睡眠学的アプローチによる睡眠・生活習慣への指導を大事にしており、健康長寿をモットーに日々医療に取り組んでいる。

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