鼻いびきに悩む女性の方必見!原因と対策を知って解決しよう

いびきの原因・対策
2022.03.28

【2023年12月8日更新】

女性にとって、鼻いびきの悩みは人に話しにくいと感じる場合があります。なぜ鼻いびきをかくのか、自分でできる対処法はあるのかなど、相談したくとも躊躇してしまうケースもあるでしょう。そこで今回の記事で、女性の鼻いびきについて深堀りしていきます。

鼻いびきと喉いびきはどのように異なるのか?

眠る女性

いびきには、鼻いびきと喉いびきがあります。この2つは、いびきが発生する原因が異なるのですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

鼻いびきは原因が鼻にあるいびき

鼻いびきは、空気の通り道である鼻腔が、何らかの原因で空気が通りにくくなっていることで発生するいびきです。原因としては、骨格の特徴や鼻腔粘膜の肥厚・腫脹、ポリープや腫瘍などが考えられます。

このうち、最も多い原因が、鼻腔が狭くなることで音が鳴る、いわゆる鼻づまりです。風邪やアレルギー性鼻炎などが原因となることが多くなっていますが、原因を取り除くと、いびきも軽減できます。

喉いびきは原因が口の中にあるいびき

喉いびきは、口腔内や扁桃腺などに原因が潜んでいるいびきです。主な原因は、睡眠中に舌根沈下が起き上気道を塞いでしまうことにあります。舌根沈下が起こるのには、口呼吸・肥満・骨格・筋肉の衰えなどが原因となっているのです。

この他にも、ストレス・アルコール・甲状腺機能低下・加齢・合わない枕などが、女性が喉いびきを起こす原因と言われています。鼻いびきに比べ、喉いびきは睡眠時無呼吸症候群の原因となることもあり、症状によっては治療が必要な場合もあります。

鼻いびきと喉いびきの見分け方は?

鼻いびきと喉いびきを区別するには、いびきをかいている時に鼻をつまんでみましょう。いびきが止まったら、鼻いびきをかいていることになります。

ただし、口を閉じて寝ているにも関わらず、喉いびきをかく方もいらっしゃいます。この場合は、睡眠時無呼吸症候群を発症している可能性がありますので、十分注意しなくてはなりません。

下記記事では、鼻いびきと喉の違いについて詳しく解説しています。注意するべきいびきの特徴や生活への特徴も解説しているので、心当たりのある方はぜひ参考にしてみてください。

女性が鼻いびきをかく原因とは?

両手で顔を覆う女性

女性にとって、いびきの悩みを抱えていても、恥ずかしくて周囲になかなか聞けないと考えてしまうものです。ここでは、鼻いびき特有の原因を見ていきましょう。

鼻の疾患により通気性が悪くなっている

鼻炎・鼻茸・鼻中隔湾曲症・副鼻腔炎など、鼻の疾患を持っている方は、鼻いびきが起こりやすい傾向がみられます。これは、鼻が詰まったり鼻腔の粘膜が腫れたりすることで、自然と口呼吸になるためです。

特に女性の場合、出産や妊娠などで免疫バランスが崩れることにより、鼻の疾患に陥りやすくなると言われています。
また、口呼吸になると、舌根が喉の奥に落ち込みやすくなり、気道を塞いでしまうため、いびきだけでなく睡眠時無呼吸症候群の原因となることもあります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が何度も止まったり、浅くなったりする病気です。症状がみられる場合は、早めに医療機関へ受診するようにしましょう。

顎が小さいことによる気道の狭窄

女性は下顎が小さい、顎が後ろに引っ込んでいるなどの骨格の特徴があり、気道を確保しにくかったり、鼻いびきをかきやすくなったりします。
また、女性の骨格は、食生活の変化や小顔の流行によっても変化しているため、年々顎が小さい人は増加傾向にあります。

顎が小さい場合、気道が先天的に狭くなってしまい、鼻いびきにつながりやすくなります。この状態を改善するためには、歯科医師や耳鼻咽喉科医などに相談し、骨格異常や気道の状態を把握することで、適切な治療を選択するようにしましょう。
 
下記の記事では、鼻いびきやその他のいびきの原因や予防策について、タイプ別に解説しています。今回ご紹介した原因に該当しない方や、詳しい予防策が知りたい方はぜひチェックしてみてください。

鼻いびきを放置するとどのようなリスクがあるのか?

血圧計

鼻いびきは、治療せずに放置しても治ることはありません。症状によっては、放置しても問題ないいびきもありますが、自己判断は大変危険です。鼻いびきを放置すると、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。

口呼吸が習慣化してしまう

鼻呼吸ができない状態が長く続くと、口呼吸の習慣が身についてしまい、鼻呼吸に戻すのが難しくなってしまいます。口呼吸は、免疫力低下・口内炎・歯周病・扁桃腺の炎症・口臭などを引き起こすリスクが高まるため、全身の健康を害するおそれがあると言っても過言ではありません。

高血圧にかかりやすくなる

いびきは、あらゆる生活習慣病と関連が深いとされていますが、特に注意すべきなのは高血圧です。いびきをかくと、血液中に十分な酸素が取り込めず、より多くの血液を全身に送り出すために心臓の働きが強まり、心拍数が増加することで血圧上昇につながります。さらに、血中酸素濃度の低下により起こる血管収縮でも、血圧上昇の要因となるのです。

血管収縮や血圧上昇を繰り返すと、脳卒中・心筋梗塞・狭心症・糖尿病などの原因となるため、高血圧は万病の元とも言われます。

睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まる

睡眠時無呼吸症候群は、いびきを伴うケースがほとんどですが、鼻いびきも含まれています。いびきの原因を取り除くことで、無呼吸症候群を罹患するリスクも下げられるようになります。

女性の鼻いびきを治すには鼻の治療が近道

点鼻薬を使う女性

女性の鼻いびきの症状を軽減するには、医師による鼻の治療を受けるのが最善の方法です。
ここでは、専門的な治療をおすすめする理由について説明します。

また、下記記事では女性のいびき治療について、治療法別に詳しく解説しています。実際に行われる治療法に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

原因を取り除くことで鼻呼吸がしやすくなる

先ほど紹介したように、鼻いびきが起こる原因は複数考えられ、原因をはっきりさせると治療方法が明確に決められます。治療によって鼻の通りが良くなり、鼻呼吸がしやすくなると、鼻いびきの症状軽減が期待できます。

鼻炎に関係する原因であれば、薬で治せる可能性もありますし、骨格に関係する原因であれば、医師と相談の上手術を行う方法もあります。いずれの場合も、自己判断をすることなく、医師の指示を仰ぐようにしましょう。

鼻の治療を行っても鼻いびきが改善されない場合は専門医へ

悩んでいる女性

これまで紹介した鼻の治療を行っても、鼻いびきが改善されない場合があります。その場合は、イビキメディカルクリニックへどうぞお気軽にご相談ください。

イビキメディカルクリニックで行っている最新治療「パルスサーミア」は、従来のレーザー治療とは異なり、口蓋垂をレーザーで引き締め、粘膜の膨らみを取り除いていく治療法です。切開や縫合などは一切行わず、痛みやダウンタイムもほとんどないので、お仕事帰りの短時間でも照射を受けられます。

新宿院・銀座院・立川院の3院とも、駅から歩いてすぐの場所にございますので、まずはご予約の上無料カウンセリングを受けられてみてはいかがでしょうか。

このページの監修医師
田沼 欣樹いびきメディカルクリニック いびき専門医
いびきや睡眠時無呼吸症候群は様々な病気に合併しやすいと言われています。健康寿命を伸ばす為にも早期診断・治療をおすすめします。いびきや睡眠時無呼吸症候群で悩む患者様へ、当院のレーザー治療で快適な睡眠手に入れていただき、健康をサポートすることをモットーに日々取り組んでいます。
田沼 欣樹
いびきや睡眠時無呼吸症候群は様々な病気に合併しやすいと言われています。健康寿命を伸ばす為にも早期診断・治療をおすすめします。いびきや睡眠時無呼吸症候群で悩む患者様へ、当院のレーザー治療で快適な睡眠手に入れていただき、健康をサポートすることをモットーに日々取り組んでいます。
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