旦那のいびきがうるさくて寝れない!いびきを止める方法と治し方・原因について

「旦那のいびきがうるさくて寝れない!」
「旦那のいびきを止める方法を知りたいな」
とお悩みの方もいるのではないでしょうか。また、寝室パートナーのいる女性はパートナーのいびきに悩んでいることも多いのではないでしょうか。
いびきの原因は生活習慣や疾患の場合があるので、セルフケアで治らなければ、早めに医療機関を受診した方がいいでしょう。
この記事では、旦那のいびきの原因になる生活習慣や疾患、いびきを止める方法、今の状況を伝えるポイントについて徹底解説します。この記事を読むと、旦那のいびきで眠れないという状況を改善できる可能性があります。
目次
旦那のいびきがうるさくて寝れない場合の対策とは?

自分でできる旦那のいびき対策には、下記のものがあります。
- 耳栓
- 寝室を別にする
耳栓しても完全にシャットアウトできるわけではありませんが、緩和できます。耳栓にはいろいろなものがあるので、装着感の良い、自分に合ったものを見つけましょう。
住居環境や子どもの年齢などの理由で、寝室を別にしているカップルもいるので、検討してみても良いのではないでしょうか。ただ、理由をはっきり言わず、「寝室を別にしたい」というと、怒る旦那もいるかもしれません。
旦那のいびきの原因とは?

息を吸うときにのどが狭いと振動して音が出ますが、その音がいびきです。特に睡眠中は、のどを支えている筋肉がゆるむので、のどは余計に狭くなります。
一般的に男性の方がいびきをかきやすく、寝室パートナーのいる女性の9割はパートナーのいびきに悩んでいるといわれており、深刻な問題になっています。
旦那のいびきの原因は大きく分けて、主に以下の2つです。
- 生活習慣
- 疾患
ここではこの2つの原因について、説明します。
参考:
人類を悩ます「いびき問題」の解決となるか?寝室に安眠をもたらす、有効ないびき防止策とは |フィリップス
旦那のいびきの原因になる生活習慣
旦那のいびきの原因になると考えられている生活習慣は、主に以下の5つです。
- 疲労
- 飲酒
- 過度な喫煙
- 仰向けでの睡眠
- 肥満状態
疲労すると、脳は身体を休めようとするため、副交感神経が働き、筋肉が緩みます。飲酒するといびきをかくのは、アルコールに筋肉の働きを抑える作用と血行改善作用があるからです。血行が改善すると鼻づまり状態になり、口呼吸を招くことになります。口呼吸していると舌が気道へ落ち込みやすくなり、気道が舌で塞がれ、空気は通りづらくなる原因になります。過度な喫煙でいびきをかくのは、鼻やのどの粘膜が煙による炎症を起こし、空気が通りづらくなるからです。仰向け寝では、舌が気道を塞ぎがちになります。
いびきに良いのは横向き寝です。肥満状態だと、のど周辺にも脂肪が付いているので、気道が狭くなっています。減量して脂肪が減ると、気道も広がり、いびきもかきにくくなります。
旦那のいびきの原因になる疾患
旦那のいびきの原因になると考えられている代表的な疾患は、主に以下の4つです。
- かぜや鼻炎
- 肥厚性鼻炎や鼻中隔湾曲症
- 扁桃肥大やアデノイド肥大
- 睡眠時無呼吸症候群
かぜや鼻炎、肥厚性鼻炎で鼻が詰まっていたり、鼻中隔が曲がった状態だと鼻を通る空気の流れが乱れたりして、いびきをかきやすくなります。扁桃肥大やアデノイド肥大があるのも、通常より空気が通りづらい状態です。
睡眠時無呼吸症候群はいびきで気づくことが多い疾患です。いびきは上気道に狭い部分があって発生しますが、その狭い部分が完全に閉じて呼吸が止まる疾患は閉塞性睡眠時無呼吸症候群と呼ばれています。中等症以上の睡眠時無呼吸症候群では、昼間の過度の眠気による事故のリスク、高血圧を始めとする生活習慣病の原因や悪化の要因にもなるので、早期診断と早期治療が大切です。
現在のところ、保険診療でいびきは疾患として扱われていませんが、慢性的ないびきは望ましい状態ではありません。
旦那のいびきを止める方法・治し方5つ

自分の健康問題にも関係がある旦那のいびきですが、何とか止めたいものです。ここでは、旦那のいびきを止める方法・治し方を5つ紹介します。
- 生活習慣と睡眠環境を整えて質の良い睡眠が取れるようにする
- 嗜好品の摂取に配慮する
- 適正体重になるように食生活に配慮する
- 物理的に鼻をつまむのは良くない
- 医療機関の受診をすすめる
自分の旦那にピッタリな方法があったら、試してみてください。
旦那のいびきを止める方法・治し方①生活習慣と睡眠環境を整えて質の良い睡眠が取れるようにする
生活習慣と睡眠環境を整えて質の良い睡眠が取れるようになると、肥満は解消され、いびきは改善される可能性があります。
生活習慣では以下の点に注意します。
- 規則正しい生活しているか
- 栄養バランスの良い食事を決まった時間に取っているか
- 定期的に適度な運動しているか
- ストレス解消の時間を持っているか
これらの点に問題があれば、早めに改善しましょう。睡眠環境を考える時は、以下のことをしてみましょう。
- 入眠儀式する
- 睡眠グッズを見つける
- 寝具を見直す
- 寝室の環境を整える
「寝る前にこれをすれば眠れる」という「入眠儀式」を作りましょう。ポイントは、自分がホッとできる、簡単に継続できることです。例えば、「ベッドに入ったら深呼吸する」「好きな静かな音楽をかける」などです。いろいろ試して、自分に合うものを見つけましょう。
自分の睡眠グッズを抱いて布団に入ってみましょう。触っているだけで安心するものは、スムーズな眠りにも効果があります。柔らかすぎるマットレスや重すぎる掛布団、高すぎる枕などが、眠りの質を下げているのかもしれません。寝室の環境も大切です。寝る時は真っ暗になるように、遮光カーテンや厚手のカーテンを使い、少しだけ隙間をあけるようにしましょう。また、空気の清潔も大切なので、こまめな掃除も必要です。
さらに仰向き寝は舌が気道に落ち込み、呼吸を乱す原因です。横向き寝をするために抱き枕を使ったり、うつ伏せ寝をしたりするのもいいでしょう。
旦那のいびきを止める方法・治し方②嗜好品の摂取に配慮する
アルコール、タバコなどが好きな場合は摂取方法を見直すのをおすすめします。アルコールやタバコはリラックスできるイメージがありますが、実はいびきの原因です。アルコールはのどの筋肉を弛緩させ、タバコの煙は鼻粘膜に炎症を起こし、いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状を悪化させます
お酒好きの旦那のために下記記事を見るように勧めてみてはいかがでしょうか。
旦那のいびきを止める方法・治し方③適正体重になるように食生活に配慮する
太っている人が減量すると、のどの周りの脂肪も減り、気道が広がります。また、睡眠時無呼吸症候群の発症や重症化を予防にもなります。時間はかかりますが、栄養バランスの取れた食事を決まった時間に取る、間食をしないなどに努めて、適正体重を目指しましょう。
旦那のいびきを止める方法・治し方④物理的に鼻をつまむのは良くない
物理的に鼻をつまむと、口呼吸になってしまいます。鼻呼吸より口呼吸の方がいびきをかきやすいので、鼻をつまむのは逆効果です。代わりに、鼻腔を広げてスムーズな鼻呼吸を促すノーズピンや鼻呼吸テープなどを試してみた方がいいでしょう。
旦那のいびきを止める方法・治し方⑤医療機関の受診をすすめる
上記の方法を試してもダメだった場合や疾患の疑いのある場合は、医療機関の受診した方がいいでしょう。基本は耳鼻咽喉をおすすめしますが、かかりつけの内科や小児科がある場合、まずそちらに相談しても良いです。
「いびきくらいで……」と思う旦那もいるかもしれませんが、重大な疾患のことも可能性もあり、命にもかかわることだと伝えましょう。
いびきを止める方法・治し方「まず旦那に今の状況を伝える」ポイント3つ

いびきをとめるのにはやはり旦那の協力が必要です。そのためにも旦那に今の状況を伝えましょう。ただし、伝え方にポイントがあります。
ポイントは以下の3つです。
- 旦那ではなく自分のこととして伝える
- 「あなたの健康が心配」といびきの危険性について伝える
- いびきは治せることを伝える
これらのポイントを意識して上手に伝えれば、責めているわけではないという気持ちが伝わりやすくなります。
旦那ではなく自分のこととして伝える
「眠れなくてつらい」
「寝不足になって体調が悪い」
というように、自分が困っているとして、伝えましょう。旦那のいびきに焦点をあてると、「いびきがうるさい」「いびきで眠れない」というようになり、旦那は責められているように感じる可能性があります。
人間は責められると、現れる不安を解消するために、無意識的に自分を守ろうとする結果、話し合いではなく言い争いやけんかになってしまうかもしれません。
「あなたの健康が心配」といびきの危険性について伝える
そして、ついでにいびきのことを話し、その危険性について伝えましょう。
「あなたは眠れているかなと思って、様子を見たの。そうしたら、すごく大きないびきをかいていたのね。熟睡しているっていう感じはする?よく眠れていないと、健康にも悪いし、仕事にも集中できないでしょ」
このあと、いびきの原因には生活習慣上の問題や疾患があることを伝えれば、良いのです。自分だけでは説得力が弱いと思う場合は、「いびきと疾患」について解説しているWebサイトを二人で見てみるのもいいでしょう。
いびきは治せることを伝える
最後に、いびきは治せることを伝えましょう。ひょっとすると、旦那は自分がいびきをかいている自覚はあっても治せるということを知らないだけかもしれません。セルフケア方法や医療機関の受診をあげて説明し、「協力する」ことも伝えると、旦那もやる気になってくれるのでは、ないでしょうか。
旦那のいびきにお悩みならいびきメディカルクリニックにご相談ください
寝室パートナーのいびきに悩む女性は9割ともいわれていますが、やはり何より旦那の健康が心配、という方が多いのではないでしょうか。旦那が治療に積極的になってくれるのが一番ですが、そうでない場合もあせらず、「熟睡できる」ように生活習慣を改善することから始めてみることをおすすめします。
旦那が検査や治療に前向きになってくれたら、切らないレーザー治療「パルスサーミア」を提供している、当院、いびきメディカルクリニックにご相談ください。全国に複数のクリニックがあるので、自宅近くにもある可能性があります。探してみてはいかがでしょうか。無料カウンセリングをもとに、旦那に最適な治療法を提案することができます。
よくある質問
すぐに対処できる方法としては、「相手を横向き寝にさせる」ことがあります。仰向け寝だと、舌が喉に落ち込んで気道を狭めるので、それを防ぐのです。