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いびきと脳梗塞はどんな関係があるのか?身体におよぼす影響と併せて解説

2022.03.25

ソファで悩む男性

脳梗塞は、発症後すぐに適切な処置を行わないと、命に関わる可能性がある疾患です。脳梗塞といびきが関係していると聞くと、意外と思われるかもしれませんが、実は双方は大きく関係しているのです。脳梗塞の症状や、いびきとの関係性について、今回の記事で理解を深めていただけますと幸いです。 

脳梗塞とはどのような疾患なのか?

脳梗塞

脳梗塞という病名はよく耳にするが、詳しい症状が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。最初に、脳梗塞がどのような疾患なのか、解説します。 

脳の血管が詰まり、脳細胞が死んでしまう 

脳梗塞は、脳卒中(脳血管障害)のひとつであり、脳卒中は次の3タイプに分けることができます。 

・脳梗塞…脳の血管が詰まる 

・脳出血…脳内を通っている細い血管が破れ、出血する 

・くも膜下出血…くも膜という脳表面の膜と脳の空間(くも膜下腔)にある血管が破裂して出血する 

脳梗塞は、脳の血管が詰まることで脳細胞へ酸素や栄養が送られなくなり、脳細胞が死んでしまうものです。脳梗塞の症状をさらに分類すると、次の3つが挙げられます。 

・ラクナ梗塞…細い血管が塞がることで発症する 

・アテローム血栓性脳梗塞…アテローム(コレステロールなどの固まり)により脳内の太い血管が塞がることで発症する 

・心原性脳塞栓…不整脈などが原因で心臓にできた血栓が脳に到達し、血管が詰まることで発症する 

前触れがある場合もあれば、突然発症する場合もある

脳梗塞は、症状が起きる前触れがある場合もありますが、前触れなく突然発症するケースも多い疾患です。前触れとして見られる症状は、主に次のようなものがあります。 

・運動障害…傾けながら歩いている、体の左右どちらかが力が入らないなど 

・感覚障害…左右どちらかの手や足などがしびれる、感覚が鈍くなるなど 

・言語障害…ろれつが回らない、うまく話せないなど 

これらの症状が見られたら、すぐに専門医を受診しましょう。 

症状が一過性であっても油断は禁物 

脳梗塞と同じ症状が一時的に現れても、しばらくすると症状が治まる場合があります。これは、脳梗塞が治ったのではなく、血栓が脳内で一時的に詰まる「一過性脳虚血発作」という症状の可能性が高いのです。 

この発作を起こした人の3割から4割は、その後に脳梗塞を発症することが分かっています。特に、発作後1日から2日の間が危険ですので、油断は禁物です。 

いびきが脳梗塞の原因になるのか?

他人のいびきに悩む女性

脳梗塞について詳しく解説してきましたが、いびきが脳梗塞の原因になる可能性はあるのでしょうか。 

脳内の酸素不足が起こり、リスクが高まる

いびきをかいている状態では、空気の通り道である気道が狭くなっているため、全身が酸素不足の状態に陥っています。脳内に取り込める酸素量も減り、脳が酸素不足を起こすと、血管と血液が接している内皮細胞が機能障害を起こし、脳梗塞を発症するリスクが高まるのです。 

睡眠中の呼吸が正常とは異なり、必要な酸素を体内に取り込めない症状を、「睡眠呼吸障害」と言います。睡眠呼吸障害の代表的な疾患が睡眠時無呼吸症候群であり、脳梗塞以外にも様々な疾患の発症要因になります。 

脳梗塞と脳出血は区別がつきにくい

脳出血と脳梗塞は、症状が非常によく似ているため、専門医による精密検査を行うまでは見分けるのが大変困難です。発症後に、歩けない・上手に話せない・体に麻痺やしびれが生じる・視野が欠けるなどの症状が見られます。くも膜下出血では、バットで殴られたような激しい頭痛が突然起こるのが大きな特徴です。 

脳梗塞が起きるとどのようないびきが起こるのか?

夫のいびきに悩む妻

次のようないびきをかいている場合は、脳梗塞を発症している可能性があるため、早急に対処しなくてはいけません。 

いつも以上に大きないびきが起こる

脳梗塞を発症すると、身体の運動機能に麻痺が生じます。これによって筋弛緩が起こり、舌根沈下につながります。その結果、いつも以上に大きないびきが起こるケースがあるのです。 

寝ている本人は、自分自身のいびきには気づかないため、家族やパートナーなど周囲の人たちが気づくことが大切です。 

チェーン・ストークス呼吸が起こる

チェーン・ストークス呼吸とは、呼吸が徐々に大きくなった後、徐々に小さくなり、最も減弱した時に呼吸が10秒から20秒ほど止まります。その後、呼吸を再開しますが、同じように呼吸が大きくなったり止まったりするのを繰り返す症状です。1回の周期は、30秒から2分程度とされています。 

この症状は、中枢神経系が障害を受けて起こるものであり、呼吸中枢の働きが弱まったり脳が低酸素状態に陥ったりした場合に見られます。 

早急に医師の診察が必要

脳梗塞を発症したときは、救急車を呼ぶなどして、早急に医師の診察を受けなくてはなりません。時間が経過すると症状が進行し、重症化してしまう恐れもあります。治療開始が早いほど治療効果が高まり、後遺症を減らすことにもつながるのです。 

危険でないいびきと危険ないびきの見分け方とは?

2つの扉の前で悩む男性

脳梗塞が原因によるいびき以外にも、危険ないびきがいくつか存在します。危険でないいびきと見分けるには、どのような点に着目すると良いのでしょうか。 

危険でないいびきとは

危険でないいびきは、日中に強い疲労を感じたり、風邪を引いて鼻が詰まったり、お酒を飲んだりした日の夜に起こるいびきです。これらの原因で起こるいびきを「単純性いびき」と言い、いびきをかいても熟睡できていて、起床時のだるさや日中の眠気などの自覚症状はほぼ伴いません。体内に酸素が十分取り込まれており、無呼吸の症状も見られないのが特徴です。 

危険ないびきとは

危険ないびきに含まれるのは、先に挙げたような脳梗塞が疑われるいびきの症状の他にも、上気道抵抗症候群や睡眠時無呼吸症候群などが原因となるいびきがあります。 

上気道抵抗症候群は、単純性いびきが悪化したもので、睡眠時無呼吸症候群の軽症型と言われることもあります。低呼吸や無呼吸の症状は見られませんが、上気道が狭くなることから睡眠中の呼吸力が強くなり、熟睡できなくなるため、昼間の眠気を伴う点が大きな違いです。 

睡眠時無呼吸症候群は、習慣的ないびきにより低呼吸や無呼吸の症状を招き、体に酸素を十分取り入れることができなくなります。放置してしまうと、脳梗塞をはじめとした生活習慣病を発症する原因ともなりますので、早い段階での治療が必要です。 

脳梗塞を防ぐ方法のひとつがいびきの改善

今回は、いびきと脳梗塞の関係について解説してきました。脳梗塞は、いびきが原因で引き起こされる可能性もあるため、脳梗塞を防ぐには、いびきの改善を行うのも有効な手段のひとつです。 

いびきの症状を改善したい方は、ぜひ一度イビキメディカルクリニックまでご相談ください。当院で行っている治療法「パルスサーミア」は、当院オリジナルの最先端レーザー治療です。これまでのレーザー治療とは異なり、「切らないびき治療」として多くの患者様がお持ちのいびきの悩みを解消できます。1回の治療時間はおよそ15分で、お仕事の合間の時間を使って治療ができますので、仕事に支障が出ることもありません。 

イビキメディカルクリニックは、銀座院、立川院、新宿院を構えており、両院とも駅から徒歩圏内で通いやすいことが大きなメリットです。いびきの改善を考えておられる方は、どうぞお気軽にご相談ください。 

監督者:宮内 賢

日本医科大学卒業後、研修を経て慶應大学形成外科入局、助教に就任。
その後、都内美容皮膚クリニックにて勤務し、2020年からIBIKI MEDICAL CLINIC院長就任。

経歴:

大学時代から睡眠への障害をもたらす”いびき・睡眠時無呼吸”を研究。
医師免許取得後は、形成外科や美容皮膚科にてレーザー治療のトレーニングを積み、2020年より非切除式レーザーによる”いびき・睡眠時無呼吸”の専門クリニックIBIKI MEDICAL CLINIC院長就任。
いびき治療だけでなく、栄養学や睡眠学的アプローチによる睡眠・生活習慣への指導を大事にしており、健康長寿をモットーに日々医療に取り組んでいる。

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