従来のいびき治療
いびきは、気道が狭くなることで生じ、その原因はさまざまです(詳しくはこちら:いびきの原因)。
治療には、CPAPや薬による対症療法のほか、手術やレーザーを用いた根本的な治療もあります。ただし、対症療法は効果が持続せず、根本治療には身体的な負担を伴うケースも見られます。
当院では、こうした課題に配慮し、身体への負担が少ない「パルスサーミア治療」を導入しています。

一般的ないびき治療の一例
※ 当院で行っていない治療を含みます
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対症療法
内服薬(薬物治療)
鼻いびきなど
いびきの原因がアレルギー性鼻炎によるものである場合、まずは抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬といった抗アレルギー薬の内服によって症状の改善を目指します。鼻の炎症が強い場合には、血管収縮薬やステロイド点鼻薬を併用することもあります。内服薬だけでは十分な効果が得られないときは、鼻うがいや吸引療法なども検討されます。
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対症療法
CPAPやマウスピース
睡眠時無呼吸症候群など
CPAP(シーパップ)やマウスピースは、睡眠時無呼吸症候群に関連するいびきの治療に用いられます。CPAPは空気の圧力で気道を広げ、無呼吸やいびきを防ぐ装置です。一方、マウスピースは下あごを前に出すことで気道を確保し、いびきを軽減します。どちらも装着している間に限って効果がある対症療法です。
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根本治療
外科手術(LAUP・UPPP)
口蓋垂が原因のいびきに
いびきの根本治療には、LAUPと呼ばれる口蓋垂のレーザー手術と、UPPPという軟口蓋や扁桃を切除する手術があります。LAUPは軽症向けの日帰り手術で、UPPPは全身麻酔と入院を伴う重度の睡眠時無呼吸向けの手術です。いずれも術後に喉の痛みや鼻声などの副作用が出ることがあります。
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根本治療
従来のレーザー治療
(ナイトレーズ)従来のいびきレーザー治療
ナイトレーズは、レーザーで口蓋垂の表面に熱を加え、粘膜を引き締めることでいびきを軽減する治療法です。治療中に軽い痛みや熱感を伴うことがあり、施術後は数日間、腫れが続くこともあります。通常は複数回の施術が必要で、一定期間の通院が必要です。
薬やCPAPといった対症療法は、使い続けることが難しく、途中でやめてしまう方も少なくありません。
また、口蓋垂の切除手術などの根本治療には、効果が見込める反面、「痛み」「入院」「ダウンタイム」などの負担があり、なかなか踏み切れない方も多くいらっしゃいます。
いびきメディカルクリニックでは、こうした課題に配慮し、通院や施術の負担を最小限に抑えた新しいレーザー治療をご提供しています。
身体の負担を最小限に軽減した、
いびきメディカルクリニックオリジナル治療
当院のいびきレーザー治療
「パルスサーミア」【根本治療】


パルスサーミアは、従来のナイトレーズ治療をさらに進化させた、刺激の少ない新しいレーザー治療です。
ナイトレーズは、粘膜の表面を軽く焼いて引き締める方法ですが、施術中や施術後に痛みや熱感、腫れが出ることがあります。
一方、パルスサーミアは粘膜を焼かずに、組織の奥にだけ熱エネルギーを届けることで、痛みやダウンタイムをほとんど感じることなく引き締め効果を得られます。
いびきの治療費用比較
代表的ないびき治療法について、費用の目安をわかりやすく一覧でまとめました。
治療を検討する際の参考としてご覧ください。

当院のいびき治療
パルスサーミア

内服薬【薬物療法】

従来の切除法

CPAPやマウスピースなど

ナイトレーズ
用
※自由診療となります
※自由診療となります
※自由診療となります
いびきメディカルクリニックの治療の流れについて
いびき治療の流れに関して、より詳細に知りたい方は、いびき治療の流れページをご覧ください。
いびきメディカルクリニックのよくある質問
女性のいびきを治す治療法はありますか?
いびき治療は性別関係なく、女性も男性も原因に合った治療法を選ぶ必要があります。まずは、専門医による診察のもと、いびきの原因を知り適切な治療法を選ぶことが大切です。
いびきの改善のために、自宅で自分でできる治療法・改善法には、どのようなものがありますか?
いびき治療・改善に役立つ方法として、舌を動かして筋肉を鍛えるトレーニング方法や、鼻呼吸を習慣づける方法があります。詳しくは、自宅でできる!いびき改善トレーニングをご参照ください。
いびき専門クリニックで行う治療法には、どのようなものがありますか?
いびき専門クリニックで行う治療法は、患者様の症状や状態によって、医師の診断のもとご提案いたします。たとえば、鼻炎などのアレルギーが原因のいびきの場合は薬物療法を行ったり、肥満による気道の狭まりが原因の場合は生活指導とレーザー治療を組み合わせたりします。
自分に適切な治療法について詳しく知りたい方は、無料カウンセリングで気軽にご相談ください。